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【話題】なぎのねどこ 「公共性」とは何かについてブログを通じて世に問う

なぎのねどこにアップされていた,「公共性」についてのレポートが秀逸.

私利私欲の果てに構築される「公共性」とはどんなものだろう。ここに現在の
我々が当面する問題がある。人間が基準とすべきものが公共的な意思だという
ディドロに反論して、ルソーはこう述べている。「でも私の考えるしぶとい
「独立人」なら、それではまだ甘いというだろう。公共的な規則に従うことが
人間にとって正義だということはわかった。だが、なぜこの規則に従わなけれ
ばならないのか。その理由が私にはまだわからない。何が正義かを、私に教え
てくれることが問題なのではない。正しく振舞うことで私にどんな利益がある
のかを、私に示してくれることが問題なのだ」(『社会契約論』ジュネーブ草
稿)。これを受けてルソーは、私利私欲の徒が説得され、公共的な社会の堅固
な支え手になること、そういった社会の構築が重要だと説いているが、このと
きの説得の有効な手段とは何だろう。それはルソー自身が苦し紛れに結論した
天才的な指導者や市民宗教ではありえず、またアーレントが言うような個々の
超人的な「決意」でも、ハーバーマスが提唱するNPOやボランティア・市民
運動に続く「非国家的・非経済的な結合関係」でもない。答えはすでに出てい
る。「私にどんな利益があるのか」ということである。私利私欲の徒が説得さ
れうるのは、やはり私利私欲しかないのである。しかし私利私欲とは物欲だけ
ではない。物欲に満足すれば、成功欲、名誉欲、さらには人類愛など、より高
度なものへと進化する可能性を秘めている。つまりは私利私欲も変わり、それ
は人間が変わりうることと同意なのである。個々の人間が変わりうることは、
その集合体として成立するものとしての「公共性」も変わりうることであると
言えるのではないだろうか。我々の課題は、現実的な不平等を生み出している
私利私欲を、いかにそうでないものに変えていくかということではないだろう
か。

「公共性」とは何か。(なぎのねどこ)

いやー,なぎのねどこさんに一度うちのカフェに来ていただいて「公共性」に
ついて議論してみたいものですね(笑)
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コメント 4

なぎ

駄文をご紹介いただき恐縮です。「落ち」も中途半端でお恥ずかしいかぎり。授業の課題だったもので…と言い訳。
でも「私」と「公」については、常々興味のあるところでした(もちろん今も)。

公共性テーマでカフェ、されるんですか?楽しみですね。行ければいいんですが…

あっ以前、告知しておられた横串会の報告会は、会員以外でも参加できるのでしょうか。出来れば参加したいと思ってます。

では今後ともよろしくお願いします(^-^)/
by なぎ (2009-12-14 11:24) 

K_Tachibana

これ,公共性をテーマになぎさんに語っていただくというのを考えていました.
科学ひろばではお金出せないので,Intersecting Voice Cafeのファシリテータを私がやって,ゲストになぎさんというカタチだったらできるかな,とか.

もし,これは!というような方がおられれば,その人と交渉するのもありかと.
STS系ならいそうな気がします.

横串会の報告会は,会員のあるなしに関わらず参加可能です.詳細決まりましたら案内告知しますので,ぜひ♪

TwitterでDMしましたが,ウェブポ経由で年賀はがきかいて出しましたので,こちらもどうぞ.

by K_Tachibana (2009-12-14 12:47) 

なぎ

おーっと、びっくり。私がゲストってありえませんよぉ。
でも、そろそろ休眠状態から目覚めなくちゃとは思ってます。はい。またご相談をさせていただきます。
by なぎ (2009-12-14 14:32) 

K_Tachibana

今度正月明けにお会いできると思いますので,そのときにでもぜひ.
by K_Tachibana (2009-12-23 23:28) 

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