【閑話休題】セミはミンミンか?
M.HAYASHI's Diaryのブログエントリーから.
関西だと,セミといえばアブラゼミ.なので,セミはシャーシャー.
関東では,セミといえばミンミンゼミ.なのでセミはミンミン.
そして,ここ仙台ではセミといえばヒグラシ.なのでカナカナカナカナ.
大隅さんは,今日の授業の中で,仙台に来て夏なのに秋のセミが鳴いてるの
かと思った,と言っていた.
> セミの鳴き声をカタカナ表記せよと言われると、多くの人が「ミンミン」
> と答えるのではないだろうか。
というのは,関東中心の考えではないだろうか.
ちょっと居場所をずらすだけでも,ものの見方は変わってくるものだ.
関西だと,セミといえばアブラゼミ.なので,セミはシャーシャー.
関東では,セミといえばミンミンゼミ.なのでセミはミンミン.
そして,ここ仙台ではセミといえばヒグラシ.なのでカナカナカナカナ.
大隅さんは,今日の授業の中で,仙台に来て夏なのに秋のセミが鳴いてるの
かと思った,と言っていた.
> セミの鳴き声をカタカナ表記せよと言われると、多くの人が「ミンミン」
> と答えるのではないだろうか。
というのは,関東中心の考えではないだろうか.
ちょっと居場所をずらすだけでも,ものの見方は変わってくるものだ.
2008-08-04 21:21
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セミ情報はこちらがおすすめ。
http://homepage2.nifty.com/saisho/Zikade.html
我が家の近辺では,7月上旬から8月中旬にニイニイゼミ,7月末から秋分頃までアブラゼミ,7月末から9月上旬までミンミンゼミ,立秋の頃から9月末までツクツクボウシ,そして7月から9月まで息の長いのがヒグラシ,と言う状況です。
セミは地域によって,樹木の種類や環境によって,分布状況,発生時期に大きな差があります。
東京都心はミンミンゼミが優位ですが,郊外はアブラゼミが優位。アブラゼミは雑木林の木やサクラ,ナシなどが好きなので,梨の産地である多摩川沿いや北総台地などでは,呆れるほど大量のアブラゼミが発生しますね。
でも,三宅島はアブラゼミが居なくて,ニイニイゼミの後,すぐにツクツクボウシになる。
(ここからが重要)
しかし,最近,セミの声が分からない人が増えているようです。
鳴き声と名前が一致し無いのは序の口。
あの声が,セミが発しているものだと言う認識すらない人にも会ったことがあります。
しかも,子供ではなく,いい大人が……
「身近な生き物体験」は,生物学へのいちばん最初の入り口だと思います。そこいらで鳴いているセミだって,立派な野生生物。ペット動物や,販売されているカブトムシ,クワガタなどとは一線を画す存在。
こうした,身近な生き物への基本的な認識って大事ですよね。
セミの声にすら興味を持ってくれない人が,地球環境だの温暖化問題だのバイオだのと語ってみたところで,座学の域を出ない。生物学や環境科学は,やはり「実学」であると思います。
東京都心のヒートアイランドを語るなら,最低限,アブラゼミとミンミンゼミとクマゼミの声ぐらいは認識しておいて欲しい。これらのセミの勢力図が,ヒートアイランドの状況にも関係しているのですから。
by なかを (2008-08-05 11:39)
なかをさん
コメントありがとうございます.
アブラゼミは,いま住んでいるところだとメジャーなセミではないですが,鳴き声をきいたことはあります.今日は,仙台でもミンミンゼミの鳴き声を聞きました.さすがにアブラゼミの鳴き声を仙台で聞くことはまだできていません.
関東でもアブラゼミが優位な場所があるというのは知りませんでした.もうちょっと気にしてみたいと思います.
by K_Tachibana (2008-08-05 18:15)
アブラゼミは日本では一番分布域も広く,メジャーなセミですよ。
東日本に偏ったデータですが…
http://www.nacsj.or.jp/event/ss2007/kekka01/index.html
むしろ,「樹木の少ない都市中心部はセミの勢力図が崩れている」と言う理解のほうがいいと思います。
また,大都市部では人為的なセミの移動も多いので,変な分布を示します。東京のクマゼミは,ほぼ確実に,クマゼミ生息地から持ってきた樹木を植えたときに,根に幼虫をつけて持ち込んだものと,その子孫です。札幌も同様の理由で,アブラゼミ分布の「飛び地」になっています。
夏泊半島と屈斜路湖のミンミンゼミは,間氷期の温暖な時期に分布拡大したものが,その後の寒冷化時期に,温泉の熱で生きながらえたものとされています。なので,こちらは天然の「飛び地」。
by なかを (2008-08-06 02:00)